すべてのサイトを、写真ではなく言葉から始める理由
レイアウトはメッセージに従う。1ページの文章のたたき台が、後の何週間分ものやり直しを防ぐ理由。
多くのWeb制作はムードボードから始まります。私たちは文書から始めます。誰かがデザインツールを開く前に、各ページが伝えるべき言葉を、訪問者が聞きたい順番で書き出します。
私たちはこれを「ウェブサイトのコピーが先、デザインは後」と呼んでいます。お客様の時間を最も節約できる習慣であり、私たちのサイトがスマートフォンで読みやすい理由でもあります。その進め方、下書きに入れるもの、そしてご自身で始める方法を紹介します。
デザインはメッセージに従う
レイアウトはメッセージを並べる方法です。メッセージが固まっていなければ、どのレイアウトも推測にすぎず、推測は作り直しになります。見出し、裏付けとなるポイント、行動を促す一文が書き出されれば、デザイナーは各セクションに何を入れ、どのくらいの長さで、何が最も大切かがわかります。
言葉が固まっていなければ、どのレイアウトも推測にすぎません。
文章のたたき台に入れるもの
- 何をしていて、誰のためなのかを伝える一文。
- あなたが選ばれる3つの理由を、あなたの言葉ではなく、お客様の言葉で。
- 購入前によく聞かれる質問と、その短い答え。
- すべてのページに、明確な次の一歩をひとつ。
ウェブサイトのコピーライティングを1ページずつ
下書きはサイトマップに沿って進めます。各ページで同じ4つのことをこの順番で書き、それが合意されるまでほかのことは書きません。
- 見出し:そのページが何を提供するかを、平易な言葉で。訪問者が数秒で自分の居場所をわかるようにします。
- 根拠:見出しを信じてもらうための事実。数字、お客様の名前、短い事例、保証など。
- 答え:問い合わせの前に人々が抱く疑問と、短く正直な回答。
- 次の一歩:1ページにつき1つの行動。電話、見積もり依頼、WhatsApp メッセージなどを、わかりやすいボタンの文言として書きます。
トップページなら通常は1ページ分の文章に収まり、サービスページはそれより短くなります。それを大きく超えるなら、たいていは2ページ分を1ページに詰め込もうとしています。
時間の節約になる理由
文書の一文を変えるのは1分で済みます。デザインし、構築し、テストした後に変えると、ずっと時間がかかります。周りの余白が古い文に合わせて作られているからです。最初の週に合意した1ページのたたき台が、後の何回ものやり直しを防ぎます。
サイトもより良くなります。訪問者はじっくり見る前に読みます。明確なメッセージを軸に作ったページは、流し読みしやすく、検索で見つかりやすく、行動につながりやすいのです。
先に言葉を決めると検索に強くなる理由
検索エンジンが読むのはページ上の言葉で、ムードボードではありません。ウェブサイトのコピーを先に書けば、お客様が検索する言葉が大切な場所に自然に入ります。ページタイトル、メインの見出し、最初の段落、小見出しです。言葉なしで描かれたレイアウトに、後からキーワードを押し込む必要はありません。
さらに、各ページが1つのテーマに絞られます。これは Google 自身の有用でユーザー第一のコンテンツに関するガイダンスが求めていることです。1つの問いにしっかり答えるページは、検索エンジンにも理解されやすく、人にも行動してもらいやすくなります。
最初の下書きの書き方
コピーライターである必要はありません。多くのお客様が粗い初稿を書き、それを私たちと一緒にページの形に整えていきます。
- お客様が電話や WhatsApp で尋ねてくる質問から始めましょう。その一つひとつが、サイト上の見出しや答えになります。
- 良いお客様と話すように書きましょう。短い文、やさしい言葉、専門用語なしで。
- 各ページで一番大切な文を最初に置きましょう。Nielsen Norman Group によるオンラインでの読み方の調査が長年示しているように、訪問者の多くは一語ずつ読むのではなく、ざっと目を通します。
- 声に出して読んでみましょう。息が続かなければ、その文は長すぎます。
- 3分の1を削って、私たちに送ってください。
よくある質問
ウェブサイトのコピーは、そちらが書くのですか? それともこちらですか?
どちらでも大丈夫です。事業を一番よく知っているのはお客様なので、多くの方が初稿を書き、私たちがそれをページに編集します。ご希望であれば、ヒアリングと既存の資料をもとに、プロジェクトの一部として一緒に書きます。
コピーを書いている途中でデザインを始められますか?
一部は可能です。雰囲気、色、書体は早めに検討できます。ページのレイアウトは、そのページの言葉が決まってから。そうしないと二度描くことになります。
2か国語のサイトの場合は?
まず1つの言語で確定させましょう。通常はお客様の多くが読む言語です。そのあとで翻訳します。変わり続ける文章を翻訳すると、変更のたびに作業が倍になります。デザインで確認すべき点は、2つの言語で語るブランドのフォント選びの記事で紹介しています。
良いウェブサイトのコピーライティングは、私たちのプロジェクトの進め方における Think ステージの最初の一歩です。新しいサイトを計画中なら、1ページのブリーフから始めるのが一番です。そこから先は私たちのウェブデザインサービスが引き継ぎます。